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【中華フレーム】WORKSWELL wcb-r-095 レビュー

どうも、
ようやくブログの本題である中華のレビューを書いていきたいと思います。よろしく。


というか初回記事の「ブログはじめました。」が思いのほかアクセスが多くて、Twitterでも予想以上の反応と期待を貰ったんでびっくりです。

それに添えるようにおもろいの頑張って書いていきたいと思います。はい。

 

もくじ

・WORKSWELLについて
・購入
・組み立て
・実走

 

 

・WORKSWELLについて
まず、WORKSWELLというこの中国のメーカーをご存知でしょうか!?
一般的には無名やけど実は中華界隈ではそこそこ有名なメーカーなんです。
HPのURLこちら↓ 右上の「PRODUCT」から色々製品を見られるので良かったらどうぞ。
http://www.workswellbikes.com
Twitterを見てるとたまーーーにWORKSWELLに乗っている人を見かけます。今まで(去年から1年ほどだけで)4人は見かけたかな。そしてその中でも一番人気なフレーム、というか全員買ってたフレームがこれ!(↓URL)
http://www.workswellbikes.com/PRODDUCT/ROAD/Aero/20170117/13.html


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WCB-R-095という型。この型は他の中華メーカーにないオリジナリティ溢れる形をしてるから人気なのも納得ですね。普通にかっこいい。
最近になってようやくWORKSWELLからもディスクブレーキモデルが出ました。(jicf, jbcfでディスクOKになったしディスクモデルも全然アリかも)

 

 

・購入
さて、こういう類いの日本に売っていない特殊なブツを購入すると必ず「どこで買いました?」って聞かれます。答えは簡単。「Aliexpress!!」みんな大好きアリエクやで。だいたいはここに売ってます。今回のフレームも例のごとくアリエクから購入したよ。
また今度Aliexpress含め、中華商品や海外商品の購入のしかたをまとめた記事も書こうと思ってます。
例えば今回の購入方法でいうと、
アリエクでWCB-R-095の商品ページを見つけて購入 → と同時にコメント欄に「カラーオーダーしたいやで」って英語で伝える → 相手のセルラーから英語で「OK、画像のやり取りをするからメールアドレス教えてくれヨ!」と来る → 自分でPCのペイントなりフォトショップなりなりでデザインしたナリをメールで送る → 「おけ。じゃあアップチャージで$○○ネ」 → 確定、入金
って感じの流れ。

確定後はひたすら待つ。海外でお買い物した時はだいぶ納期に寛容にならないといけない。特に中国相手なら。「まだ発送しねえのか?んーまぁ、しゃーねえかぁ。」くらいに。日本の感覚で待つとストレスで死ぬからオススメしない。
そして待つこと約2ヶ月、ついに日本郵便で届いたよ。ヨカッター!
紛失はもちろん、パーツの不備も傷も無かったです。ええやん。
ちなみに気になるお値段は、塗装なしフレームセット(フレーム、フォーク、シーポス、ステム、ハンドル、その他ヘッドセットとか色々)で6万程度、カラーオーダーで9万程度でした!やっすぅーい!

 

 

・組み立て
中華フレームによくある特徴があって、購入する時にちょっとだけ仕様を選べるんですよ。カラーオーダーもそうやけど、例えばBBとか。このフレームだと専用のハンドルステムが付いてくるからそれのサイズも選べるんです。自分は肩幅が極狭なもんで、ハンドル幅は400mmに。ステムは120mm、そしてBBは何を思ったのかBB30でオーダーしましたw
完成画像見てもらえれば分かるんですが、このフレームの1番の特徴としてトップチューブからのステムツライチ(画像はツライチじゃないけど)、ほいでヘッド付近はフロントブレーキのワイヤー以外が内蔵されとります。そしてこのワイヤー内蔵が、後に地獄を見ることになります…w。

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こんな感じの配線をして行きます。キッツ
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まずはハンドル、これも見てもらえればわかるんですけど…ちょっと突っ込ませて欲しい…
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『いや穴の位置ッ!!!!?』シフトのワイヤーがグニョーンってなってるがな。ハンドルの強度的な問題なのか分からないけど、もう少し外側に広げて欲しかったところ…。仕方ないのでSTIレバーの取り付け位置を少し下げてグニョーンを緩和させました。

そしてフロントブレーキのワイヤーはハンドルバートップの裏にある穴から出します。残りの3本達はハンドル真ん中にある穴を通すんですが、
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『いや穴ちっさ!!!!!!』 これ通る?って位の穴です。仕方ないのでこの3本達は狭き門を通って貰わなければなりませぬ。ぐぬぬ。この穴の大きさがワイヤー3本通るほんまにギリギリの大きさで、ぐぬぬして奮闘した結果なんとか通せました。マジの狭き門(物理的な)。そしてこの狭き門をくぐり抜けた有望な3本達を!なんとステムにぶち込みます!
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そしてコラムの頭上スレスレを通過し、そこから急降下!!
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ステム接触部のヘッドパーツにリアブレ用の穴1つとディレイラー2本用の穴1つが開いてるのでそこをくぐってフレームに潜入させます!

ここで一つ注意点!!!ワイヤー達をコラムの頭上に通過させますが、予めその高さになるようにコラムカットをしておく必要があり、またそのコラムカットはワイヤーがギリ通れるくらいの高さに留めておかないといけません!コラムを切りすぎているとフォークの固定力不足に陥ってしまいます。めっちゃ気をつけましょう!
さてもうフレームまで潜入できちゃったら後はイージー。ダウンチューブからBB裏を通ってFD、リアブレーキ、RDのワイヤーを脱出させます。リアブレーキはBB下のダイレクトマウントです。あとは普通のロードバイクと同じ組み方をして完成!

はぁ…。なんとか組み上がったぜ。

ほんでみて!!かっこいい!!!イケメンやな
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ハンドルステムの配線は本当に鬼門でした。シマノの純正アウターワイヤーは固めなので社外の柔らかめのワイヤーにするともうちょっと簡単に行くかも。でもまあ組んでみた結論としては『etapで組め!!』ってことですね…w でも6万の中華フレームを買う人がetapなんて付けるはずがないので紐で頑張って組みましょう☆

 

 

・実走
このフレーム、安全性のためなのかかなり肉厚で重いです。ズッシリ…。でもそのおかげで剛性はバツグンです。ちなみにレース結果で言うと某学生レースのクリテリウムで1位も取れちゃいました。ウェイ。
ホイールベースが短めに設計されているのでコーナーのクイックさはピカイチです。自分はサドルが高くて重心も高いんですがとてもクイックにコーナーを曲がれて気持ちよかったです。上りでは持ち前の肉厚さであまり得意とは言えませんでしたがクリテではコーナーとスプリントで真価を発揮してくれること間違いなしですよ奥さん!!!ぜひ、クリテ専用機として1台持ってみてはいかがでしょうか!!?

組むのに色々苦労はしますが、何よりかっこいいフレームですのでレースに出ずとも普通に「かっこいいエアロロード」として購入するのもいいと思います。
というわけで!WORKSWELL WCB-R-095のレビューはこれにて。

ありがとうございました。
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おわり